2014年04月14日

タヒチの歴史・文明 11

タヒチの神話(マウイの話)

昔々、空はずっと地面に近く人々は身を屈めて生活しなくてはいけませんでした。
間近で今よりももっと暑い太陽がギラギラと照りつけるので、強烈な暑さで作物は育ちません。
おまけに太陽は、あっという間に沈んでしまうので、すぐ暗くなってしまい昼間の仕事が全く出来ませんでした。

その様子を見たマウイは 、なんとか太陽の速度をもっと遅く出来ないものかと考えました。

まず彼は太陽を捕まえようと岩陰に身を隠し日が昇ると共に素早く縄を掛けました。
しかし、太陽の力は強く縄を引きちぎって逃げてしまいました。
困ったマウイは月の女神ヒナに相談してみました。
ヒナはそれでは自分の髪の毛を使ってみなさいと髪の毛で編んだ綱をあげました。

今度は大成功でした!!

マウイは太陽を地面に引きずり降ろし、固い木で作った棍棒でメッタ打ちに打ちのめし、弱ったところを見計らって空に戻すと、更に空を高く持ち上げました。

そのとたん、空と地の間に涼しい風が吹き込み、作物も育つ過ごしやすい世界になりました。
弱った太陽も高い天空をノロノロ動くうえ、日差しも弱くなったので、人々はのんびりと明るい内に仕事が出来るようになりました。



  

Posted by NOANOA 長崎校 at 18:39Comments(0)タヒチについて